前回ブログにてご紹介いたしましたGarmin Variaシリーズ「 Varia RTL515 」に続き今回は「Varia UT800」EDGEシリーズなどと連携を行うことで、ライトのモードや明るさの自動調整が可能となるスマートライトのインプレッションを踏まえてご紹介いたいと思います。
Varia RTL515のブログはこちらから
Varia UT800とは
「Varia UT800」はガーミンのサイクルコンピューターと連動することによって自動でオン・オフを切り替えられ、トンネルにはいった時などハンドルから手を放し操作する必要がなくなったため、周囲の状況に意識を配りつつ、ライトの操作を行うといった複雑な作業が必要なくなり、ライダー自身も余裕を持つことができ、より一層安全に配慮し走行することが可能となります。
発光別モード別機能
UT800は5つの光モードと4種類のライトモードがあり、光モードはハイ、ミディアム、ロー、ナイトフラッシュ、デイフラッシュがあり、ライトモードは「自動」「高視程」「トレイル」「手動」というモードの中からライダーがライドシチュエーションに応じて選択することができます。
ハイ
ミドル
ロー
「自動」:点灯と点滅を全てオートで設定してくれるモード
「高視程」:強力な点滅がデフォルトのモード
「トレイル」:明るい場所ではライト・オフ、暗い場所に差し掛かるとライト点灯というモード
「手動」:点灯モードを自分で切り替えることができるマニュアルモード
上記の発光モードに加えて、走行スピードに応じて明るさが自動的に調整される「自動ビーム調整」のオン・オフを選択ができ、停車中は光量に抑えてくれます。そして、走行開始後スピードが増加していくにつれ明るくなり、30km/h程度で最大光量の800ルーメンに達する。おまることが多い町中では大きく電源節約をしてくれる機能です。
使用感
付属品にはUSBケーブルとガーミン純正のマウント、フリクションマウントが入っています。そして、今回重要となるのがこの「フリクションマウント」。ガーミンジャパンではこのマウントの単品での展開は無く、ガーミンマウントとフリクションマウントセットの物を買うか、UT800を買ったときのみに付属してくる優れもの!
今までの取り付けはボルトで固定したり、バンドで固定したりするものが主流でしたが、フリクションマウントを使うことにより取り外しが非常にしやすくなり、ライトを下付けにすることによってハンドル周りをスッキリさせられます。
ライド出発
今回は、昼と夜まったく明るさが全く違う環境下で走行しました。まず感動したのが、ガーミンの電源を入れると接続音と共にフロントライトが点灯する。いままでは、ライトの電源ボタンを押して初めて点灯するものが、サイクルコンピューターの電源を入れるだけでライトが点く。
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ライトモードは昼、夜一貫して「自動」+「ビーム調整オン」で走ります。
まずは昼間、走り出しは点滅トンネルなど暗い場所を通ると、点滅から点灯に移行し周りを明るく照らしてくれます。
この機能ががなり便利で、今まではトンネルや暗い場所に入った場合毎回、ハンドルから手を放しライトのスイッチを押しトンネルを抜けると、またライトのスイッチを押し点滅にするというとても、めんどうで安全性に欠ける行為が必要でした。
この機能のおかげで、ハンドルから手を放さずに自動でライトの調整が可能になります。
↓ビーム調整作動の動画。下の写真をクリック↓
そして夜間、ここで昼間では分かりにくかったビーム調整機能の本領発揮!ライト起動時はとても暗く、走り始めるとだんだん明るくなり速度が30キロほどになるとライトがMaxの明るさになります。この調整機能のお陰で、どの速度域でもより安全に快適に走行できます。
すごく便利なライト
今回は「自動」+「ビーム調整オン」のライトモードで走行しましたが、道などを把握している場合などは「手動」にして切りけるのもありだと思いますが、ただ私はめんどくさがりなので自動にしてすべての切り替えを、自動でしてもらっているのですごく快適にライドができます。
ただ「ビーム調整オン」の状態で高速巡行(30キロ)以上で走行されるされる方ですと、ずっとハイで点灯する事になるり短時間しか点灯しないので、高速巡行をされる方ですとこの機能はオフにすることをおすすめします。
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コメント
コメント一覧 (2件)
こちらのライトの購入を検討しています。スペシャライズドのステムマウントのアクセサリーの中には、UT800を付けられるもが無いように思うのですが、どのように装着されていますか?
もし何か別売りのパーツ等があるようでしたらライトと一緒に購入することはできるのでしょうか?
お問い合わせありがとうございます。
スペシャライズドの純正ステムマウントアクセサリーにはGARMIN UT800を取り付ける為の商品はありませんので、当店ではREC-MOUNTS(レックマウント)の商品を利用して取り付けております。
まず、純正ステムマウントの下側に「REC-MOUNTS GP-400A下部アダプター」を取り付けます。
この下部アダプターにはGARMIN UT800が直接ねじ止めにより固定できます。
もしくはこの下部アダプターに「REC-MOUNTS GP-GMOS2ライトアダプターガーミンフリクションマウント用」を取り付け、UT800側に「REC-MOUNTS GMUT-GPフリクションマウントGPアダプター」を取り付ける事によりライトの取り付け取り外しが行いやすくなります。
上記商品の内、下部アダプターがオイルスリックカラーのみ店頭在庫有りで他二つはブラックカラーで在庫しております。
UT800自体も在庫しておりますので、ご来店お待ちしております。