気軽にプーリ交換することでビックプーリーを装着できる「TRiPERK (以下トライピーク)」のビックプーリ「Jetstream(以下ジェットストリーム)」
当店でも大人気商品の1つで、その容易な交換作業で駆動抵抗を大幅に削減できてしまいます。
カラーバリエーションも豊富。お値段も手ごろきたもんですから人気なわけです。
そんなジェットストリームがなんと新作ビックプーリーが発売されました。その名も
「ジェットストリームプロ AOPW-AERO Kits」
ジェットストリームにエアロビックプーリキットが追加されたのです。めっちゃ気になると思いませんか?気になりますよね?今回はジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsの大特集となります。
ジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsの特徴
ズバリ、今回リリースされたジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsの特徴をまとめると
- ジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsは4種類のプーリゲージに対応
- セラミックベアリングはG3クラスへアップグレード
- プーリの歯先がよりホールドの高い形状へアップグレード
- プーリーデザインが、防汚性とエアロ効果を生み出すデザインに
おぉこれは大幅なアップグレードではないでしょうか。
ジェットストリームプロGEN2 ビックプーリキットではできなかったことがAOPW-AERO Kitsでは克服してしまったようです。
ジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsは4種類のプーリゲージに対応
まず最大の特徴である「4種類のプーリーゲージ」に対応している点を説明します。

ジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsは
シマノ
・105 R7100
・アルテグラ R8100
・デュラエース R9200
SRAM
・RED/Forth AXS E1
※RED/Forth AXS D2には非対応。ライバル E1にも非対応です。
これらのリアブレーキのプーリーゲージに対応できます。面倒な取り付け方法もなく、ジェットストリームプロGEN2同様にプーリーゲージをジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsに交換するだけ。なんて簡単なんでしょう。

あらかじめプーリーゲージに装着する為のアダプターが3種類備わっており、そのアダプターを付け替えることで4種類のプーリーゲージに対応させているわけです。
セラミックベアリングはG3クラスへアップグレード
搭載されるセラミックベアリングもより精度の高い「G3クラス」へとアップグレードしました。

セラミックベアリングと聞くと、
「単純にスチールベアリングを使用しているベアリングよりよく回るからセラミックベアリングだったら性能ってよくなるんでしょ?」
て思ってしまいます。じつはセラミックベアリングにも精度にバラツキがありそれぞれクラス分けされています。
一般的なベアリング(セラミックベアリングのような高品質)は、G5、G10とよばれます。
G3クラスとはそれよりもさらに誤差がすくなく精密に作成されるベアリングになります。そのメリットは明確で、転がり抵抗の低減はもちろん、軽量化・高耐久・腐食耐性も兼ね備えます。
プーリの歯先がよりホールドの高い形状へアップグレード
ジェットストリームプロの歯先の形状は、チェーン保持力を高める為に「ナローワイド」の形状をしています。

このナローワイド、どこかでみたことがありますよね?そう、グラベルバイクなどフロントシングルを搭載した自転車のチェーンリング形状がこのナローワイドなのです。ナローワイドの+-形状の歯先は、チェーンの広い穴と細い穴にそれぞれ食い込み、しっかりとチェーンを保持するという技術なのです。

リアディレイラーは、フロントがアウターからインナーへ変速する際大きくプーリーゲージが上下してしまいます。テンションの掛かる場面であったり、段差を乗り越える際などはプーリーゲージが弾かれるように上下する為、チェーンがあばれて外れてしまうことがあります。
ジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsのプーリーは、より強固に、ナローワイド形状を一新することで高いチェーン保持力を実現しています。しっかりチェーンを保持してG3ベアリングで超速回転することで、ライダーのペダリングをサポートしてくれます。
プーリーデザインが、防汚性とエアロ効果を生み出すデザインに
なんといってもプーリーゲージがよりかっこよくアップグレードされました。見てくださいこの高級感あふれるエアロプレート。なんと10色もランナップがあります。

エアロ効果を狙ったデザインでもあるのですが、このディスク形状は防汚性にも貢献しています。
グラベルやシクロクロスなどでは、プーリーの隙間に泥や小石が詰まって思わぬトラブルが発生することもあります。ディスク形状を取ることにより、そもそも小石などが詰まる(プーリーゲージとより一体化するデザインなので詰まる隙間がほぼない)ことが少なくなるはずです。


エアロ効果は言うまでもないのですが、もっとライダーがメカトラブルも気にせずライドに集中できるのはいいことです。それでいてかっこいいならなおさらいいことだらけですね。
そろそろデメリットをまとめましょう
お待ちかね。デメリットをまとめていきます。完全無欠に思えるジェットストリームプロ AOPW-AERO Kits
しかし、ちゃんとデメリットはあります。
51T以上のチェーンリングで使用する場合、ジェットストリームプロ AOPW-AERO Kits 54Tバージョンを買う必要があります。
これは意外なデメリットですね。4種類のプーリーゲージに対応するが、対応できないチェーンリングサイズが存在するとは・・・
これは4種類プーリーゲージに対応させてが故の結果でしょう。シマノとスラムではスプロケの仕様が明確に違います。スプロケの最小サイズが11Tのシマノにたいして、スラムは10Tになります。この1Tの差が大きな差であり、ギア比が大幅に変化します。
10Tを採用しているスラムに50Tのフロントチェーンチェーンリングを使用した場合、そのギア比は5となります。これはクランク1回転で5m進むギア比になります。

11Tを採用しているシマノで上記のギア比を再現すると、フロントチェーンリングサイズは55Tになります。
「なんだそのでかいチェーンリングは!?草刈り機の刃でも付けてんのか?!」
いってくらい巨大化してしまうのです。
そのため、10Tを採用しているスラムのチェーンリングはシマノより小径になっているため、シマノとスラムで共通して使用できるビックプーリキットを作成するにはチェーンリングサイズに制限が出てしまうのです。
2026/4月時点ではまだ54T使用のジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsは予約受付中となっており、価格も51T使用のジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsより高くなります。
ジェットストリームプロ AOPW-AERO Kits 51T ¥35,200(税込)
ジェットストリームプロ AOPW-AERO Kits 54T ¥38,720(税込)
シマノユーザーですと、チェーンリングサイズ52/36Tの組み合わせは珍しくはなく、完成車でもこのサイズを搭載するモデルもあります。コンパクトクランク50/34を愛用しているユーザーですとジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsは気兼ねく取り付けできるのですが、ここはユーザーの好みがかなり分かれそうです。
スラムユーザーは、やっぱり日本では少数である(レース会場でもサポートを受けずらいということでユーザーは少ない印象)ため、なかなかこのチェーンリングサイズ縛りはキツイ・・・
グラベルバイクにのるユーザーならほぼこの問題は影響ないのですが、GRXにはジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsは対応していません。チェーンリングサイズ縛りキツイぜ・・・
ジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsで性能と見た目をアップグレード
いかがでしょうか。ジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsについての記事でした。
当店ではジェットストリームプロ AOPW-AERO Kits全色ラインナップが店頭にあります。実際にお手に取ってその性能を体感することもできます。
恐らく実物をさわれてるショップは当店くらいだと思います。
ジェットストリームプロ AOPW-AERO Kitsは、バイクワークス楽天市場店でも購入可能です。
https://www.rakuten.co.jp/bikeworks/
↑バイクワークス楽天市場店も是非ご覧ください。