shimano　ビンディングペダルのご紹介

2018 10/31

2018.10.31

今回はshimanoのSPD-SLタイプのビンディングペダルをご紹介したいと思います。

ご紹介するのは最上位モデルのPD-R9100（DURA-ACE）とPD-R8000（ULTEGRA）の2種類です。

シマノのSPD-SLペダルと言えば、ロード乗りには最もポピュラーなビンディングペダルとして世界中で親しまれている製品となります。shimanoのビンディングペダルの特徴として踏み面の広さがあります。確かにルックやタイム、スピードプレイのペダルに比べれば広いです。これによってビンディングシューズを使用していない時でも漕ぐことを容易にしてくれます。

※ただし、踏み外したり滑ったりすることがあるのでお気を付け下さい。

PD-R9100、PD-R8000共に前作の形状はほぼ同じままにボディ表面に肉抜きを施す事で軽量に仕上がっています。さらにクリートの擦れからボディを守る踏み面のステンレス製プレートは、従来のネジ止め式からボディ一体型へと変更。配置も最適化されることで全体の軽量化やプレートの耐摩耗性、耐久性などの強化を図っています。クリート着脱時の固定力を変更できるテンション設定もペダル後部にて行え、その強弱もインジケーターによって把握できるます。

PD-R9100のみ独自のスピンドルとベアリング構造を投入し、スタックハイトの小さいボディ設計となることで、よりパワー伝達に優れたダイレクトなペダリングフィーリングを獲得しています。また、軽量化のためスピンドルも内部まで細かく中空加工される徹底ぶりです。

いずれもクランクからペダル中心までの距離が52mmのノーマルタイプと、さらにシャフトが4mm延長されたロングタイプの2種類がラインアップされております。PD-R9100にはSPD-SLの青色クリートが、PD-R8000には黄色クリートが付属。もちろんクリート取付用のボルトはどちらも付属しますが、PD-R9100のみ肉抜きを施し軽量化された中空仕様のクリートボルトとなり、トップモデルとして差別化が図られています。