イタリアン・レーシングサドルブランドのfi’zi:kが、3Dプリントパッドを搭載した「VENTO ARGO ADAPTIVE（ヴェント アルゴ アダプティブ）」を発表しました。定番のANTARESシリーズに採用されてきた3Dプリントパッド技術がスプリンターなどに適したショートノーズモデルに投入され、その選択の幅を広げる事となりました。

既に発売されているANTARES VERSUS EVO ADAPTIVEで証明した異次元のクッショニング、安定性、圧力分布の最適化で、快適性と安定性を同時に大幅に向上する格子状のエラストマーを用いた3Dプリントパッドを、ショートノーズサドルとして発売以来高い人気を誇るARGOシリーズと融合させました。

ARGOのレーシングモデルであるVENTOシリーズではノーズが前下がりにデザインされていたり大きなセンターカットが設けられていたりと、深い前傾姿勢でペダリングすることを前提とした造りで、サドルと体に掛かる圧力を考慮した設計が施されていることが特徴です。

そんなVENTO ARGOに、fi’zi:kが持つ膨大なサドル圧マッピングデータを反映させて3Dプリント技術で実現された三次元で構成する格子状のパッドが採用されたのが”ADAPTIVE”モデルです。

点と点の距離や点を繋ぐ支柱の太さなどを調整することで座面の硬さをシームレスに変化させることができ、一般的なクッション材では成し得なかった快適性を実現しています。深い前傾姿勢でサドルに高い圧力がかかりがちなARGOには、その3Dプリントパッドの性能がぴったりだと言えるでしょう。

歴代のfi’zi:kサドルコレクションと同様、非常に軽量で振動収縮性、剛性に優れる10×7mm カーボンレール採用のR1グレードと、軽量性と重量のバランスに優れる7x7mm Kiumレール採用のR3グレードをラインナップ。ベースシェルは共にカーボン強化ナイロンシェルを採用しています。

通常のフォームパッド採用のVENTO ARGOシリーズ同様、ナローなフォルムの140mmと、より安定性を求めるサイクリストや骨盤幅が広めなサイクリストに好評なワイドな150mmと2つの幅をご用意しています。

 

VENTO ARGO R1 ADAPTIVE（ヴェント アルゴR1 アダプティブ）

サドル幅：140mm・150mm

重量：190g（140mm）・196g（150mm）

レール：10×7mmカーボンブレイティッド

税込定価：￥45,800

 

VENTO ARGO R3 ADAPTIVE（ヴェント アルゴR3 アダプティブ）

サドル幅：140mm・150mm

重量：224g（140mm）・230g（150mm）

レール：7×7mm Kiumレール

税込定価：￥39,200

 

店頭にはレンタルテストサドルとして「VENTO ARGO R3 ADAPTIVE」のサドル幅150mmが入荷してきています。10日間で￥500-（税抜）でレンタルしておりますので、興味ある方のご来店お待ちしております。

併せてレンタルテストサドルとして他にもfi’zi:kのサドルで数多く準備しておりますので、サドルでお悩みのある方にもお勧めいたします。

 

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