こんにちは、スタッフの岡﨑です。先日開催されたHSR九州サイクルロードレースのビギナークラスに挑戦して参りましたので、レース未経験の方、これからレースに出てみたい!そうお考えの皆様にレースの様子、必要なものをビギナー目線で発信します!
まず題名を見て驚いた方もいると思いますが、実は自分のロードバイクを持つのはエートスが一台目なんです。笑
今まではFIXED GEAR、いわゆる固定ギアのピストバイク、に乗っていました。
さて本題に戻りますが、ビギナーと言う名がふさわしすぎるロードバイク歴(ライディング歴)2ヶ月の私ですが、なぜレースに挑戦したのか、そしてどのような練習をしたのか、レース前の二カ月からレース後のお話まで皆さんにお伝えします!
目次
なぜたった2ケ月でレースに挑戦したのか
小さいころから自転車に乗るのが好きだったので、小学生の頃には30キロ先の祖父母宅に行ったり、中学生になると釣りをするために往復100キロ以上自転車をこいでいたので、足には自信がありました。
そして決定的な理由は、弱虫ペダルを見たからです。ただのミーハーじゃないか!とお思いの方もいらっしゃると思います。はい。ただのミーハーでございます???? ロードレースをリアルに現場で味わいたかったんです!!
高校では部活をせずに趣味に明け暮れていたので、弱虫ペダルのようなアツい部活動の青春にかなり惹かれました????
ちなみに一番好きな登場人物は 御堂筋 翔 君です。⦿皿⦿<キモッ!
レースで走るにおいて練習したこと
単刀直入にいうと一位を取るための練習はしてません。というより一位を取るためには時間が足りませんでした。
じゃあ何を練習したかと言うと、『集団に慣れる、自分のバイクに慣れる、ローテーションを知る、ペダリングを綺麗にする、ポジションをただす、基礎体力をつける、』です。一言では伝わらないと思いますので、一つずつまとめますね。
集団に慣れる:まず集団とは、弱虫ペダルを見ている方だとおおよそは理解できると思いますが、簡単に言うと数名から大人数で一緒に走る事です。
なぜ集団に慣れなければいけないのかと言うと、落車の可能性を下げる事はもちろん、敵同士ではありますが時には協力し合わなければお互いにちぎられて(集団から引きはがされ、追いつけなくなる事)しまいます。
ではどうやってなれるのか、、簡単です。大人数で走る事です!知り合いにロードバイク乗っている人がいない、安心してください当店では月に三回ライドイベントを実施しております。その日の人数にもよりますが、大人数で走れますし、少ないときは車どおりが少ないところであればローテーションの練習も可能です!※ライドの状況にもよります。
自分のバイクに慣れる:これに関しては、たくさん乗ってあげる事が大事です。ただ、効率よく自分のバイクに慣れる、言い方を変えるとバイクコントロールを上達させる方法を皆さんに教えちゃいます。※個人差はあります。
まず最初に行うのはひたすら自分の体力に合わせて走りましょう。できればクライム&ダウンヒル7割、平地3割のコースを走ると良いです。なぜクライム&ダウンヒルが7割かというと、登りで足・体力を鍛え、降りでコーナリングを鍛えれるからです。一つの峠で得れるものはかなり多いですよ!
そして平地ではペダリングに集中して、ペダルを踏みましょう。前腿を使いすぎないようにお尻を意識して!
ローテーションを知る:ローテーションとは何ぞやと思いの方いらっしゃると思います。ローテーションとは上記で説明しました集団で走行しているときに、先頭を交代しながら巡行する事です。先頭は一番風の影響を受けるので、かなり疲れます。ですので、先頭を交代して、集団の中で休憩します。すると、一人ではできなっかった速度での巡行が可能になります!
ペダリングを綺麗にする:ペダリングを綺麗にするメリットは、怪我のリスクの削減や、楽に早く走れるようになるなど、レースには欠かせない要素でもあります。自分では中々気付けない部分ではあるのでどうしたら良いか分からないと思います、そんな時は3本ローラーが1番手っ取り早いです。そもそもペダリングが汚いと3本ローラーに乗るのは難しいです。ですので、乗れた時点である程度のペダリング技術が身についたと思っても良いでしょう。
ポジションをただす:ペダリングと一緒で、自分では気づきにくいですよね。自分では乗りやすいと思っていたポジションが、実は全然向いていなかったり、ポジションのせいで怪我に繋がったりなど、最悪自転車に乗れないほどの怪我を負ったりする場合いも………
ですので、ポジションを正すということは一番重要な事だと思っています。
サッカーやバスケットボールの様に、プロ選手のモノマネをしても自分に合っていなければ上手くはなりませんし、体への負荷を高めるだけです。自転車も同じで、自分に最適なポジション、フォームがあります。
じゃあどうしたらポジションをただせるの?とお思いでしょう。
RETÜL FIT
一択です。RETUL FITTING は体の可動域からバイクのサイジングまで、ありとあらゆる箇所をお客様の体に沿ってフィッティングします。
フィッテイングの様子は下記ページへ
基礎体力をつける:基礎体力は山に限ります。最初は足を着いてしまう峠でも、練習を重ねるごとに足を着かなくなり最終的にはタイムも伸びます。ひたすらバイクに乗るのが大切です。ただオーバーワークだけは禁物です。無理をして膝を壊したり、体調を崩したり、定期的な練習が出来なくなるほど追い込むのは逆効果です。自分の体調を管理してこその体力づくりなので、休むのも大事ですよ!
自分の練習メニューとしては、レースを想定した周回コースのトレーニングとは別に基礎体力向上のためのメニューを作りました。そのメニューをする日は周回コースのメニューはせずに、期礎体力向上のためのメニューに集中して取り組んでいました。
自分の基礎体力向上のメニューは、6キロ、平均勾配6%の峠を一本全力で登る。これだけです。時間に余裕がある日は同じ日にロングライドを挟み、バイクになれる時間を作っていました。一石二鳥で効率よく練習することを心掛けていました。
レースで走るにおいて必要だったアイテム
3つあります。
①GARMIN Edge 1030 Plus (サイクルコンピューター)
これは必須でした。コース作り、自分の成長具合、リアルタイムでの自分の実力等、練習からレース本番まで大活躍でした。これ無しでは追い込む事も、成長も出る自信がありません????
心拍数は、GARMIN WATCHと連動でき、容易に測ることができます。
②GARMIN Rally RS(パワーメーター)
上記サイクルコンピューターと同じで自分の成長、リアルタイムでの自分の実力が数値化されており、よく行くコースではリアルタイムでワット数をコントロールすることで、効率よく走ることができます。そしてタイムも自ずと上がります。
③アイウェア
レース本番時はアイウェアを持っておらず、普段かけているメガネで参加しました。やはり高速域になると目の疲れがすごく、レース中の判断にも影響が出てしましました。
現在は、以前の反省も含めアイウェアを購入しました。購入したアイウェアはすでにインプレッションを書いておりますので、下記ページから参照ください。
レース中に気を付ける事
レース中は様々なことに気をつけなければいけませんが、自分の最低限の目標の『完走する』この目標を達成するにあたって気をつけたことを紹介します。
まずはコースを把握することです。コースを把握することでおおよそのライン採りができます。試走のタイミングでイメトレをするといいでしょう。もし試走ができなかった場合は一周目にはコースを覚えれるように過去のレース動画などを見るといいと思います。
次に周りにいる選手の走り方をしっかりと見ながら走りましょう。周りにはバイクコントロールがまだ不安定な方もいると思いますので、コーナーや集団での落車があるかもしれません。ふらつきや、荒いブレーキングをする方など、危ないと思ったら離れましょう。
最後は集団から千切れないようにすることです。油断して後方で風避けして千切られたり、コーナーを抜ける時に千切られたり、気づいたら置いていかれることは多々あります。レース序盤であれば集団に追いつける足があるかもしれませんが、終盤で千切られると集団に戻るのは困難になります。千切られないようにするには、集団の2番手もしくは3番手で足を残しつつ、たまに集団を引くと良いでしょう。
レース終わりにすること
激しい運動の後は、水分補給とストレッチです。そして一緒に走った選手と話したりするのも楽しいですよ。昨日の敵は今日の友、走り終えれば同じ自転車乗りですから友達になるもよし、練習仲間になるもよし、情報交換の場になりますよ。
そして、自転車競技では自分が思っているよりもカロリーを消費しています。ですので、走り終えてひと段落したら沢山食べましょう。おにぎりや補給食でしっかりカロリーを摂取しましょう。
まとめ
私の初のロードレースの戦績はあまり良くなかったのですが、楽しく事故もなく自分の記録を更新するくらい良い走りもできました。これには納車から2ヶ月間練習に付き合ってくれた大橋や、応援してくださった方々のおかげです。
上記内容は、私の独断と偏見ですので参考程度にお願いします。正直レースで1位を取るにはもっと時間が必要ですし、スキルも足りないと思います。納車2ヶ月でレースは無謀だとは思いましたが、結果は思ったよりも良く、何より楽しかったです。
これからも機会があればレースには出続けるつもりなので、会場でクリーム色のSpecialized AETHOSを見かけたら是非声をかけてくださいね。
また、何かわからないことがあればぜひ当店にお立ち寄り下さい。しっかり相談に乗らせていただきますし、レースの細かいところもお話しできます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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