2021年モデルPINARELLO(ピナレロ)プレオーダーセール(8/10まで)

イタリアの名車と言えばフェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、アルファ・ロメオ。日本やドイツの車メーカーが世界的な販売台数で圧倒的な地位を築いていたとしても名車と呼ばれるのはイタリア車が多いような気がします。自転車業界も同様で、今もなお名車と言われる多くのブランドが生まれたイタリア。 そんな中、グランツールの第一線で今も変わらず世界一の常勝軍団チームイネオス(旧チームスカイ)を支えてきたレーシングブランド、それが今回ご紹介するPINARELLO(ピナレロ)です。 去年、DOGMA-F10からフルモデルチェンジを果たしたフラッグシップモデルであるDOGMA-F12(ドグマ)は、ロードレーサーにとって最も憧れのプレミアムバイク。フレームセットで73万〜93万と価格もプレミアムです。

DOGMA F12 Borealis Fausto Pinarello Edition Torayca® T1100 1K DreamCarbon

ピナレロの特徴はなんといっても洗練された特徴的なデザイン。暗闇の中、わずかな光とバイクの影で、遠くからでもピナレロのバイクと分かるのは、おそらくピナレロだけ。 これは多くのメーカーが空力特性や軽量化、剛性などを考えながらフレームを設計するのに対し、ピナレロはまずデザイナーがデッサンでフレーム、自転車全体をデザインすることから、すべてが始まります。

デザインが決まるとそのデザインで、いかに空力特性が良く剛性が高く、そして軽量なモデルをどう作ったらいいかで開発します。デザインから自転車を作るという昔では当たり前だった作業も現代では珍しいのかもしれません。しかし、それを今も変わらず継承していることにイタリアンデザインの伝統を重んじるピナレロの本気度が伝わってきます。

そんなピナレロですが、2021年モデルでは唯一のアルミロードであったPRIMA(プリマ)定価\12,8000が、本国モデルと共に廃盤となりました。(プリマは当店にブルーのカラー、サイズ46(身長155-165)が、メーカーに同じブルーのサイズ42(身長140-150)、52(身長163-173)が僅かですがあります。ご購入をご検討の方はお早めにご相談ください。)

そのため、ピナレロのラインナップは今後、ハイエンドカーボンロードに統一されます。

そして今回の2021年モデルはフルモデルチェンジ、新プロダクトの発表と期待を裏切らない新製品発表となりました。

フラッグシップモデルの「DOGMA」に次ぐレーシングバイク「PRINCE」シリーズが、昨年登場したドグマF12のテクノロジーを受け継ぎ、今回フルモデルチェンジを果たしました。衝撃のドグマF12の発表から1年という短い期間に、さっそくフラッグシップモデルの技術を他のレーシングラインに落とし込んでくるピナレロのレースにかける情熱には感激します。

オールラウンドなエアロ形状に、曲線を取り入れた造形、そして非対称フレームは、これぞイタリアのピナレロと言えるデザインに仕上がっています。そのうえで一番、乗り手にとって嬉しいのはドグマF12で実装されたフルケーブル内装システム。ワイヤー類による空気抵抗を極限まで減らすことのできるハンドルシステムになります。また別売りでノーマルステムアダプターも用意されているため、内装式ではないハンドル、ステムも取付が可能です。

ラインナップは2車種で、T900 3Kカーボンを採用した「PRINCE FX」は、ディスクブレーキのみのラインナップとなり、以下の価格となります。

フレームセット ¥469,000(税別)

アルテグラDi2 11S ディスク完成車 \689,000(税別)

アルテグラ 11S ディスク完成車 \589,000(税別)

T700 UDカーボンを採用した「PRINCE」シリーズは、一部リムブレーキモデルもありますが、ほとんどがディスクブレーキのラインナップとなります。

フレームセット ¥369,000(税別)

コーラス 12S ディスク完成車 \639,000(税別)

アルテグラ 11S ディスク完成車 \489,000(税別)

105 11S ディスク完成車 \439,000(税別)

105 11S リムブレーキ完成車 \389,000(税別)「レッド・シャイニー」カラーのみ

「PRINCE FX」はデザインが変更になっているため、旧モデルのデザインがいいという方は当店に展示車がございますのでご相談ください。

そして、もう一つの目玉はピナレロの名車「PARIS(パリ)」の復活。ピナレロの礎を築き上げてきた伝統のあるモデルであり、フランスのパリを由来に持つレーシングバイク。2014年モデルを最後に姿を消したPARISが7年ぶりに復活。新型PARISはレーシングバイクとして復活したのではなく、エンデュランスエアロロードというピナレロの新しいプロダクトラインに追加されました。ピナレロらしいデザインはそのままに、T600カーボン素材に乗り味のよさとライドを楽しむをコンセプトに、最初のロードバイクとして、またセカンドバイクとしての1台に最適です。また完成車は機械式シフトですが、E-Linkシステムに対応しており、将来的な電動式コンポーネントへのアップグレードも可能と、ユーザーにとっては嬉しい仕様となっています。

105 MIX 11S ディスク完成車 \339,000(税別)

そして、ここでもう一つ、ピナレロジャパンから嬉しい発表が。去年大好評だったホイールアップグレードプログラムが、ドグマ、プリンスに続いて、対象車種が拡大し、今回PARIS(パリ)にも適用されます。ピナレロジャパンの日本総輸入代理店であるカワシマサイクルサプライが取り扱う「フルクラム」「カンパニューロ」「デダ・エレメンティ」という3つのブランドから各車種指定のホイールを選択することができます。

30万円代の完成車にピナレロホイールアップグレードがついてくるというのは、選択肢が広がりかなりお得だと思います。またフレームセットでの購入の場合は、当店のホイールアップグレードプログラムが活用できます。(内容は当店のスタッフにお尋ねください)

ピナレロの車種やその他のカラー、ホイールアップグレードの詳細については以下のピナレロホームページをご覧ください。

ピナレロジャパン

また当店ではオープン以来、各ブランドにおける新車発表、特定車種のローンチなどの際に「早割予約キャンペーン」や「早期予約特典」「お得なキャンペーン」などと謳って、おそらく全国でも特殊なキャンペーンを実施しておりました。このキャンペーンを利用された方はご存知かと思います。今後、その名称を「プレオーダーセール」という呼び名に統一して、案内していきます。

各ブランドや年度によって、「プレオーダーセール」の内容も変わりますので、随時スタッフにお尋ねください。また何度もご案内して申し訳ないですが、お電話やメールによる「プレオーダーセール」の内容についてのお問い合わせはご遠慮させていただいておりますので、あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。

ちなみに今回ご案内させていただいたピナレロのプレオーダーセールは、8月10日(月祝)までとなっております。(前回のブログで8/9までとお伝えしていましたが、8/10までです)

このチャンスを逃すことなく、皆様のご来店を心よりお待ちしております。