GRXインプレッション

先日ブログにてご紹介したグラベルコンポーネント、GRXシリーズ。スタッフのバイクへの装着が完了したので早速乗りに行ってきました。

今回は時間も無く、舗装路メインで走ったインプレッションとなりますので、未舗装路はまたの機会にお伝えいたします。

まずはSTIレバー。従来の油圧ディスクモデルのブラケットと比べて細身に感じ、ブラケットヘッドが大きく上側に出っ張った形状は路面の凹凸で手が滑ってズレる事を防いでくれます。ブラケットフードには太めのラインテクスチャー加工を施してあり、こちらも手がズレる事を防いでくれます。レバーは下が広がって、手前に近くなっているのでどのポジションでも違和感なくブレーキが握れ、コントロールもしやすいです。下ハンドルを握った時もレバーが近いので安心できます。

ブレーキはフラットマウント仕様。ブレーキローターはフロントは160mm、リアは140mm(共にSM-RT800)を使用。アイステクノロジーを採用したフィン付きのパッドが標準装備され、放熱性能を高めることができます。ブレーキタッチも軽く、ききすぎることもないので、車体のコントロールがしやすいです。

変速に関しましては言うまでもなくDi2は凄く良いです(笑)

まず、クランクにはRX-600(46-30T)、リアのカセットスプロケットはCS-HG800(11-34T)とギア比1.0以下の仕様に仕上げました。ロードバイクではお目にかかれないですね。そのおかげでインナーローが軽い軽い。空転しますね(笑)

しかし、未舗装路の登りではきっと活躍してくれるハズ!!!

フロントディレーラーは見た目も使用感もロードバイクに似てます。フロントをダブルにしているので、シフトアップの操作がものすごく楽です。Di2様々ですね。

リアディレーラーは昨年発表された「ULTEGRA RX」でも採用されたスタビライザーが搭載され、シャドーデザインとなったことで見た目はマウンテンバイク寄りのデザインとなったように感じます。スタート時はスタビライザーを OFFにしてスタート。元々のテンションが高くOFFの状態でもチェーンのバタつきは抑えられていると感じます。途中でスタビライザーを ONを切り替えてみました。テンションが上がる分、変速が少し遅くなった気がしますが、不満と言うほどではありません。今回走った舗装路などではスタビライザーは OFFでも大丈夫かと思います。

次回未舗装路を走った時に違いを期待します。

グラベルバイクが増えつつある昨今。シクロクロスやグラベルロードでのキャンプツーリングなどを楽しみたいと考えていらっしゃる方も多いと思います。2020年モデルのラインナップを見てもGRXが搭載されているグラベルバイクも多数出てきております。今から自転車を始めたい方や、今までと違うフィールドで遊びたい方などグラベルバイクは凄くオススメ出来るジャンルではないかと思います。

また未舗装路を走りに行ったらインプレッション書きますのでご期待ください。

GRXやグラベルバイクでご不明な点等はスタッフまでお気軽にお尋ねください。