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お知らせ

新ホイールメーカー「VCYCLE」高性能スペックをご紹介

BEACH LINE BICYCLE、メカニック森下です。

インスタライブでも好評で、多数のお問い合わせがありましたホイールメーカー「VCYCLE(ブイサイクル」

新しく取扱いがスタートしましたが、いまだ未知数のVCYCLE。インスタライブをみて初めて知ったというお客様が大多数です。

ネットでもインプレがなかなか出てこないため、店頭で実際にVCYCLEが手に取れるショップは珍しいと思います。

今回入荷してきたのは「1.5G3(ワンポイントファイブG3)」「1.4WAVY(ワンポイントフォーウェイビー)」

それぞれ製品の特長をご紹介します。

目次

1.5G3(ワンポイントファイブG3)

VCYCLEはカーボンリムを自社で製作できるメーカーとして誕生しました。ホイール作成の大半を自社工場で行える為、コストパフォーマンスはもちろんのこと、製品自体の性能・クオリティーも申し分ないブランドです。

1.5G3(ワンポイントファイブG3)は、リム形状が波型の45/55㎜ハイトを採用したカーボンディープリムホイールになります。波形状リムは近年トレンドになりつつあるデザインでもあり、ハイトが回転と同時に変化する形状は横風からの影響を抑えつつ、平坦での速度維持をより楽にしてくれます。

リム内幅は24mm

外幅30mmのワイドリムを採用。もちろんチューブレス/クリンチャー対応です。

内幅が24mmを採用したことで、使用できる最小タイヤ幅は700×28cとなっています。700x28cの大きさは、一般的な大きさですので、幅広くフレームに適合できる規格となっています。30cからだと、また適合できないフレームもある為、この24mm幅が絶妙なのです。

今回入荷した1.5G3のフリーボディは1.4WAVY同様にシマノフリーとなっています。シャンパンゴールドのカラーが高級感を演出していますね。スラムXDRドライバーの準備もあるので、フリーボディ交換が可能です。

ベアリングは全モデル共通でセラミックベアリングを採用。

ここがポイントですが、スポークは「Pillar(ピラー)」製の軽量ステンレススポークを使用して、カンパニョーロが発祥のG3組で組まれています。21本のスポークを使用して、3本1束でホイールバランスを保っています。

G3組の特徴をあげると・・・

・横剛性が高い

・フリーボディ側にスポークが多く使用されるため、ペダリングの力がしっかり動力として伝わる

・スポーク同士が接触しずらい為、耐久性に優れ、異音がしずらい

・美しい・・・(これに尽きる)

このG3組されるスポークはPillar(ピラー)製で、DT SwissやSapimといったワールドクラスのスポークメーカーと遜色のない高性能スポークをつくるメーカーです。ステンレス製なので錆びることもありません。

VCYCLEのホイールには予備スポークが左右2本ずつ付属しますので、スポーク折れのトラブルが発生してもすぐに修理することが出来るのがうれしい。もちろん予備を使い切っても追加でスポークの注文も可能です。

G3組で組まれた1.5G3は美しい・・・重量も1,472g±30gと非常に軽量。

お値段¥184,800(税込)

びっくりな価格!!コスパ良すぎる!!

1,400g代でセラミックベアリングも採用しているカーボンホイールの相場は40万円からが一般的ですが、その半分以下とは・・・

剛性バランスも硬すぎないレベルで組まれている為、初めてのカーボンホイールには最適でしょう。G3組の特徴でもある乗り心地の良さが良く出ている印象です。

1.4WAVY(ワンポイントフォー ウェイビー)

波型リムでもエッジの立った形状が特徴的な1.4WAVY(ワンポイントフォー ウェイビー)

1.5G3と共通する部分もあり

・セラミックベアリング

・チューブレス対応

・シマノ/SRAM XDRドライバー対応

・Pillar(ピラー)製スポーク

リム内幅も24mmで共通となります。リムハイトは53/58ハイトの波形状を採用しています。ハイトは1.5G3より高いのに重量は1,420g±30g。1.5G3より軽い!!

リムは24H。スポークはドライブ側16本/ノンドライブ側8本の2:1組を採用。軽量化と剛性バランスが取れる組み方となっています。

1.5G3も同様ですが、1.4WAVYはASTMカテゴリー2のリムですので、15㎝までの段差に耐性がありますのでグラベルでも使用可能です。40C幅のタイヤでも十分エアロ効果が期待できるリム幅ですので、様々な遊び方にも対応できるのがいいポイント。

お値段なんと¥220,000(税込)!!

コスパが良すぎる!!

唯一のデメリット

正直なところ、デメリットと言う程のデメリットがないのが実情ですが、いくつか気づいたポイントをまとめました。

1,チューブレスバルブが付属しない。

双方のホイール共通でチューブレスに対応するのですが、付属品としてチューブレスバルブはありません。チューブレスで運用する際は、別途チューブレスバルブを購入する必要があります。

2,チューブレスリムテープの貼り方がちょっと雑

恐らくですが、リム幅にたいしてテープ幅があっていません。ところどころリムの内側が見えていたり、テープ自体の接着力があまいのか、テープ先端がめくれやすいです。クリンチャーでの使用であれば問題ありませんが、チューブレスでも使用できる仕様なので張り替えたいところです。(もちろんホイールを購入された方はテープを再度巻き直してお渡しします。)

3,カンパニョーロフリーボディがない

VCYCLEにカンパニョーロのフリーボディはありません。交換できる仕様ですが、御三家でもあるシマノ/SRAM/カンパニョーロのフリーボディすべてに対応してほしかった。

4,ラチェット音が大きめ

やかましいと思う人もいれば、爆音が好きな方もいるのでこれは好みかと思います。ぼくは好きですよ

付属しないチューブレスバルブにいたっては、当店おススメのMuc-Off ビックボアですとXLサイズが1.5G3には使用可能です。ビックボアに限らず、チューブレスバルブの種類は多岐にわたるので、ハイトにあわせて好みのモデルを注文するものありですね。

チューブレスにこだわらず、TPUチューブなどもあるのでクリンチャーで楽しむのも十分ありです。

自転車のアップグレードはホイールから

性能もコスパも抜群のVCYCLE。

当店は新車をご購入のお客様は、納車後3カ月以内であれば追加パーツ取付の作業工賃は掛かりません。

納車されてから一通り楽しんだあとは、ホイールをアップグレードしてもっとサイクリングを楽しもう!!

じつはVCYCLEはご紹介したホイール以外にも、カーボンスポークを採用したモデルもございます。

VCYCLE カーボンスポーク採用ラインナップ

1.3CS(ワンポイントスリー・カーボンスポーク)

・50mmハイトチューブレスレディ

・フロント21H/リア24H

・重量1,339g±30g

お値段¥248,600(税込)

1.1SL(ワンポイントワン・エスエル)

VCYCLEハイエンドホイールになります。

・50mmハイトチューブレスレディ

・フロント21H/リア24H

・重量1,130g±30g

脅威の重量!!脅威のお値段¥314,600(税込)

カーボンスポークモデルはお取り寄せ対応となります。是非店頭の1.5G3/1.4WAVYを手に取ってその性能を体感してください。これより性能のいいカーボンスポークモデルもあることに驚愕するでしょう。

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皆さまのご視聴、お待ちしております。

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