Shimano初グラベルコンポーネント GRX 展示しております

昨今増えているグラベルロード。そのグラベルロードのコンポーネントとしてShimanoが初めて発売したGRXシリーズを展示しております。入荷したのはDi2モデルとなるGRX815シリーズ。

※クランクのみGRX600-11となっております。

今回ご紹介するのはスタッフのバイクに取り付け予定のもので、実際に見たり触ったりしてもらう事も可能です。取り付けた感じや操作感などはまた別の機会にブログにてご紹介しますね。

今回はそれぞれのパーツを紹介していきますね。

☆STIレバー(ST-RX815)

入荷したST-RX815は、今までのロードコンポーネントに無い新しいブラケット形状をしております。路面のギャップが大きい悪路でも安定してハンドル操作ができるよう、ブラケットヘッドが大きく上側に出っ張ったデザインとし、テクスチャード加工されたスリップ防止ブレーキレバーにより凸凹のある地形でのコントロールが向上します。またブレーキ性能を高めるために、レバーのピボットポイントを従来のロードSTIレバーから18mm上昇させております。レバー自体も、どのポジションからでも握り込みやすいよう前方の面を削ったデザインを採用している。ブラケットフードには太めのラインテクスチャー加工を施しグリップを高めています。

☆ブレーキ(BR-RX810)

ブレーキは機械式、Di2兼用となっております。GRX BR-RX810油圧ディスクブレーキはロープロファイルのフラットマウント設計で、混合地形でのライディングで優れたコントロールを実現します。シマノのアイステクノロジーを採用したフィン付きのパッドが標準装備され、放熱 性能を高めることができます。ブレーキローターはGRXシリーズとしてはラインアップしておらず、既存のロード/MTBモデルのものが使用できます。

☆ディレーラー(FD-RX815、RD-RX815)

フロントディレーラーはロードコンポーネントと同じようなルックスに仕上がっております。しかし、ロードモデルと比較してチェーンラインを2.5mm外側に延長させておりワイドタイヤでも使用可能なように、リアタイヤとのクリアランスを確保しております。もちろん従来のDi2モデル同様、フルまたはセミSHIMANO SYNCHRONIZED SHIFTモードでも使用できます。

リアディレーラーは、昨年ラインナップに加わったスタビライザー機能付ULTEGRA RXリアディレイラーよりもMTBコンポーネント寄りのデザインとなっております。統合型チェーンスタビライザーメカニズムにより、混合地形でより静かなライディングとシフティングの安全性及び精度を提供します。スムーズな路面でのライディングのために、ディレイラーはチェーンテンショナーのオン/オフスイッチを備えています。

☆クランクセット(FC-RX600-11)

従来のロードコンポーネント同様に4アームデザインを採用。フロントディレーラー同様、チェーンラインを2.5mm外側にオフセットさせており、広いリアタイヤクリアランスに対応可能です。アクスル径は他モデルと同じく24mmです。今回は2×11S用のクランクセットを入荷しており、歯数は46-30Tの組み合わせです。

チェーンやブレーキローター、スプロケットなどは既存のロード/MTBモデルのものを使用していきます。2020年モデルのラインナップではグラベルロードも増えております。気になる方はぜひ1度ご来店ください。