アグレッシブでエアロなライディングポジションを可能とする、ショートノーズデザインの新しいサドル「ARGO(アルゴ)」シリーズが入荷しました。
構造の異なる2種類のシリーズと2種類のレール、それぞれ2種類の座面幅を用意して全部で8種類となっており、サイクリストの要望に合わせて最適なモデルを選べるようになっております。
クッションと安定性のバランスが良いエンデュランスライド向けのTEMPO(テンポ)シリーズ、パワフルでスムーズなペダリングを実現するシリアスレーサー向けのVENTO(ヴェント)シリーズの2種類です。
こちらがTEMPOシリーズです。
こちらがVENTOシリーズです。
TEMPOシリーズの特徴は、ショートノーズサドルであっても比較的サドル後方に座る事が多いライダー向けに作られている点です。
従来のサドルに近いポジションセッティングと感覚でショートノーズサドルを使用できるように、衝撃吸収性が高く若干厚みのある快適性の高いクッションフォームを採用しています。
併せてノーズ部分でもしっかりとした安定性と快適性を重視した形状です、更に中心の溝が後方までしっかりと伸ばされた作りとなり座っている時の痛みや不快感を軽減しやすい作りとなっております。
他メーカーのショートノーズサドルより広い横幅の150mmと160mmが用意されており、サドル後方に座った際の安定感とクッション性が非常に快く感じられます。
VENTOシリーズの特徴は、柔軟性が高く骨盤を立ててサドルに座る事が出来るライダーに向けて作られた点です。
そういったライダーの方がショートノーズサドルに最適化されたポジションセッティングをすることで、効率的な動力伝達性とコントロール性に優れたクッションフォームがよりパワフルでスムーズなペダリングを手助けしてくれます。
ノーズ部分は下方に向けて大きめのラウンド形状となり、より前傾姿勢を深くアグレッシブなポジションをとった際にもスムーズなペダリングを行う事が可能です。
ショートノーズサドルとしては一般的な横幅の140mmと150mmが用意されており、座骨幅に合わせてサイズの合った物が選べるように準備されています。
さて、ショートノーズサドルってどうなのか?と言う疑問がある方もいらっしゃると思います。
まずショートノーズサドルが合う可能性がある方は、前乗りと呼ばれる乗り方をしている方となります。もしくは前乗りをしたい方です。
そして前乗りが合う可能性がある方は高めの運動強度で平坦や登りを走っている(走っていきたい)方や、しっかりと体重を乗せてペダルを踏み込んでいる(踏み込みたい)方です。
ただし、ここで注意しないといけないのは「ショートノーズサドルが必要(合う)」と「前乗りが必要(合う)」は必ずしも結び付きません。
そもそも前乗りとはBB位置に対してニュートラルな身体のポジションより前にある乗り方の事を指します、なのでサドルの位置がどこにあるのか?は関係無いと言えます。
そしてその時の着座位置で痛み等の不快感が出てしまったり、ノーマルサドルの形状が合わずに身体やペダリングが不安定になってしまう方はショートノーズサドルでそれらの問題点が解消される可能性があります。
ノーマルサドルではその長さの為に前乗り時に対応できる箇所までサドルを前に出すのが難しい場合が多いです、ショートノーズサドルであればその形状から無理なく前乗りに向いた位置にサドルを持ってくる事が出来るのです。
私の文才の無さの為に話題があっちこっちに行ってしまい分かりにくくなっておりますが、つまり全てのお客様にショートノーズサドルが必要であったり合うという訳ではないので注意されてください。
合うのか合わないのかを知る為には実際に使ってみるのが一番早い、と言う訳で当店では今回紹介いたしましたfi’zi:k ARGOのTEMPO・VENTO、サイズもそれぞれ合わせて全4種類をレンタルで使っていただけるように準備いたしました。
一度のレンタルで代金は\500-(税抜)、レンタル期間は2週間程となりますので気になる方や実際に試してみたい方のご来店をお待ちしております。
また同メーカーであるfi’zi:kのノーマルサドル、中央に配置された溝により着座時の不快感をしっかりと低減できる事で評判のVERSUS EVO(ヴァーサス エヴォ)シリーズのレンタルも行っています。
代金と期間はARGOシリーズと同じです、こちらの方も是非お試しください。
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