こんにちはツールドフランスで燃え上がり、寝不足なスタッフ大橋です。

白熱した戦いを繰り広げた今年のツールドフランス。そんなツールを総合優勝まで導いたバイク「Cervélo」

今回Cervéloの人気車種S5が新型となって登場。エアロ性能や快適性を向上させた新型S5をご紹介します。

熊本のcervelo正規代理店当店だけ！

cerveloとは

cerveloは、1995年にカナダで創業されたブランドでトロントに本拠を置き、ロードバイク・トライアスロン用フレームを多数生み出しているメーカーです。

エアロダイナミクスと軽量性に長けたフレーム作りを行っており、トライアスリートから絶大な支持を得ています。

新型「S5」

工夫されたフロントフォーク

前方投影面積削減のため、ヘッドチューブやフロントフォークといったフレーム前部の形状を変更。

フォークレッグはP5の設計を活かして大きく前後方向に伸び、ヘッドチューブを覆う部分も前方に張り出しつつ、前方投影面積を減らすため横幅を大きく絞りこませている。

この形状変更に伴って、フルカーボン製となり53gもの軽量化を達成するとともに、ステムの高さ調整もしやすくなっています。

利便性を大幅に向上させたハンドル回り

前方から当たる空気をまずV字部分に、続いてライダーの股の間を通過させ、一般的なステムに対して大幅なアドバンテージを得る特徴的なV字ステム。

ハンドル角度調整に関しては、従来モデルがシムを挟み込むことで3種類しか設定できなかったが、今作では2本のボルトを調整することで0～5度の範囲で無段階調整が可能になっています。

ワイドタイヤに対応したフレーム

従来25mm対応だったタイヤクリアランスは標準で28mmへとワイド化され、最大では実測34mmのタイヤを装着可能。

ワイドタイヤ化に伴う快適性向上はユンボ・ヴィスマからの強い要望の一つであり、完成車ではサーヴェロとサンタクルズの共同開発で立ち上がった新ブランド「リザーブ」の、前後でリムハイトが異なる超ワイドリムホイールが標準装備となります。

よりスタイリッシュなフレーム

また、フレームのヘッドチューブやボトムブラケット周辺、さらにはシートポスト下部といったチューブ集合部はUCI規定緩和を受けてワイド化を果たしました。

電動変速専用化に伴いリアエンドのドロップ形状や、Di2ケーブルの前後取り出し口の位置も最適化されている

実寸重量

メーカーでは新型S5の空力性能や剛性、重量数値を一切公表はしてはいませんが、東商会によると50サイズのデュラエース完成車では以下の通りです。

実測重量　　：7.52kg

フレーム重量：1,030g

フォーク重量：410g

価格

新型S5の販売パッケージは4種類の完成車と、フレームセットという合計5ラインナップ。

シマノ組完成車

Dura-Ace Di2 R9200：定価￥2,145,000円(税込)

Ultegra Di2 R8100　：定価￥1,606,000円(税込)

スラム組完成車

RED eTap AXS　 ：定価￥2,200,000円(税込)

FORCE eTap AXS：定価￥1,639,000円(税込)

フレームセット

定価：￥968,000円(税込)

まとめ

正直重量は軽いとは言えませんが、「よく進むバイクにはある程度の重量が必要」というサーヴェロの言葉がある通り多少の重量はしょうがないもの。

ただエアロバイクという視点から見るとかなり軽い方ではないかと思います。

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