これからの為に、その2

梅雨真っ只中ですが晴れた日はげんなりしてしまう程に暑く感じる日々ですね。

暑くなってきますと自転車乗りにとっては文字通り死活問題となってきますのが水分補給です。

「私はそんなに長く乗らないし…」と思っている画面の前の貴方!その考えはこれからの季節では危険ですよ。

シティサイクルであっても自転車に乗っている時は考えている以上に汗をかきます、クロスバイクやロードバイクにマウンテンバイクと言ったスポーツバイクでしたら尚の事です。

ここ数年暑くなってくる時期になりますと盛んにTV等でも熱中症対策が言われていますよね、まさにそれなのです。

 

さて、ではスポーツバイクに乗っている時に水分補給をしやすくする為にあったら便利なアイテムを紹介します。

一つ目はこちら、ボトルケージです。

後ほど紹介しますボトルの専用タイプと、間隔を調整する事によってペットボトルにも使えるタイプの二種類あります。

ボトル専用タイプはこちらとなりまして、ELITE(エリート)のCustom Race PLUS(カスタムレースプラス)です。

中央に見えますフロントエラストマーがボトルにかかる振動を減衰しながらボトルの形状に合わせてしっかりホールドしてくれる仕組みとなっております。

カラーリングは当然のように紹介出来ない程種類が多く、また重量を気にする方向けに素材をコンポジットカーボンに代えたモデルもあります。

他にも横から抜き差ししやすく形を変えたモデルや、よりホールドをしっかりしてくれるモデルもあります。

申し訳ないですがお店に全ての種類を在庫するのが難しい状況ですので、詳しく知りたい方はお手数ですが問い合わせいただければと思います。

間隔調整してペットボトルにも使えるモデルはこちらで、TOPEAK(トピーク)のModula Cage EX(モデュラーケージイーエックス)と言います。

写真のようにボトルケージの下に調節用ナットが付いております。

これによってボトル外径Φ51~73mmに調整出来て、普通のタイプの500mlペットボトルであればガタつくことなく収める事ができます。

 

二つ目はボトルです、こちらはPOLAR BOTTLE(ポーラーボトル)の保冷ボトルシリーズです。

保冷ボトルと名前が付くだけありまして、ある程度の保冷能力があるボトルとなっております。

これからの暑い時期になりますと普通のボトルですと中のドリンクは30分も経てば温くなってしまい、ライド中に冷たいドリンクを飲むのは無理でしょう。

しかしこの保冷ボトルであれば、例えば氷を入れた状況で3時間程は氷が解けずに残り冷えた状態のままです。

流石に朝から晩まで冷たいままと言う訳にはいかないですが、最初から中のドリンクを半分凍らせておく等の工夫をするとかなり長時間保ちます。

飲み口は従来のボトルに比べて引き出しやすく飲みやすくなっており、かつボトルの柔らかさで一度に口に入ってくるドリンク量が調整しやすくなっております。

飲み口のキャップはねじって外すことができ、中にドリンクを注ぎやすく飲み終わった後のボトルの清掃もしやすくなっております。

清掃に関して注意点が一つ、最近多くのご家庭にあります自動食洗器で洗うのは避けていただいた方が良いです。

ボトル自体を痛めてしまい保冷能力が悪くなってしまうので注意してください。

 

最後に紹介しますのは、ボトルの中のドリンクですね。

こちらはミナト製薬のスポーツ麦茶です、いやもう名前が非常にストレートで分かりやすいですね。

粉末状になっていますので一袋を500mlの水で溶かします、粉末自体は非常に溶けやすくできており残ってダマになったりする事は殆ど無いです。

味は分かりやすく塩味のする麦茶です、非常にさっぱりとしております。

甘みのあるドリンクだと口の中のべたつきが気になって…という方に本当にお勧めです。

その分スポーツ麦茶を溶かしたドリンクは非常に低カロリーなので、ドリンクを補給食の補助のように考えてカロリー摂取に利用される方には不向きですね。

繰り返しになってしまいますが良くも悪くも味は塩味のする麦茶なので、ごくごく飲めて水分補給と言う点からみるとすごく優秀ではないかと思います。

 

水分補給を甘く見ると大げさでなく命にかかわる場合もあります。

これらの装備を揃えて、暑さに負けずに自転車を楽しんでいきましょう。